ハードロックやメタルに没頭していたころ、持っていたオーバードライブペダルでは物足りなくなり、楽器屋さんで真空管ディストーションペダルを購入したことがあります。
当時はおおよそエレキギターを始めて半年。
私が持っていたのテレキャスターでした。
※ピックアップはテキサススペシャル。ブルージーで最高!
楽器屋さんは私がハードロックが好きだということを伝えると、ゴリゴリのダイムバッグ・ダレルモデルと併せて試奏させてくれました。
ブリッジミュートで刻めばズンズンズンズン!
単音フレーズを弾くとピロピロー!
気分が高揚した私は気が付くと真空管ディストーションを購入。
翌日ルンルンの気持ちでスタジオに向かい、自分のテレキャスター×真空管ディストーション×マーシャルで音を出しました!
最高の音を出してくれと思わんばかりにペダルを踏んだ瞬間、
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
???
めちゃくちゃハウリングしました。
昨日のあのサウンドはいずこに?めちゃくちゃ泣きそうになりました。
そうです。みなさんお気づきですよね。
私が持っているテレキャスターはシングルコイルピックアップ搭載。
試奏時のダイムバッグダレルモデルはハムバッカーピックアップ搭載。
全く異なるサウンドキャラクターのギターになるわけです。
テレキャスターをダイムバッグモデルで試奏した時のような、ハイゲインのセッティングで演奏するとハウリングを起こしてしまう訳です。
加えて楽器屋さんでは普段の演奏時よりも小さい音量で試奏したため、普段の演奏環境のボリュームに設定した時にサウンドキャラクターが試奏時と異なって聴こえました。
少なくとも私は楽器屋さんで試奏する際に、自分の持っている楽器と近いキャラクターの楽器で試奏するべきだったのです。