Lumtric Company Interview

※訪問時には新型コロナウィルス感染防止の為、細心の注意を払い感染対策を講じた上で撮影・取材を行っております。

先月JAM2上やプレスリリースでも発表いたしましたが、この度Sonicギターを製造するLumtric Companyさんと、業務提携することになりました。

今回、代表の竹田さんへインタビューをさせていただきましたので、ギター作りへの想いをご紹介いたします。

Q1.竹田さんがギターづくりをはじめたきっかけとは?


ギターは学生時代からバンド活動をしながら弾いていて、大学生の時には何か好きな音楽関係の仕事をしたいと思っていたんですよね。

就職活動期にはレコード会社に入りたいと思っていたんですけど、非常に就職難な時代だったこともあってその希望は叶わず、1年間就職浪人をしてたんです。その時に暇だったのでアルバイトを探したら、Fender製品のアフターサービス()って仕事を見つけたんですよ。

)竹田さんはアフターサービスでも楽器修理が主な役割だったそうです

-元々はそうだったんですね!

元々は修理の仕事がこの業界に足を踏み入れたきっかけでしたね。

それで修理や改造をしていて、楽器の構造や仕組みなんかもわかってきたところで、その会社を辞めて友達とスタジオ経営を始めたんですよ。

スタジオの仕事は店番をしている時なんかは暇ですから、前の仕事で知り合ったギター関連のパーツ類を扱っている会社の人とのご縁もあり、暇な時間に店の奥でギターを作り始めたわけです。これを買ってくれるお客さんがいたので、ギター作りが仕事になっていったんです。

-ギターの修理やご自身で研究してギターが作れるというのは、センスが素晴らしいとしか言いようがないですが、竹田さん自身が思われるセンスというのはどういったものですか?

難しい質問ですが、ひとつには「どれだけ何かに気付けるか」という点にあると思うんですよ。

ギター作りに限ったことではないですが、何においてもある一定の決まった作業があるじゃないですか。そういう作業をしながら「今までこうやってたけど、こうしたほうがいいんじゃないか?」みたいなことがよくあって、そういうことに気付けるかどうかが所謂センスだと思います。

昔作った楽器が修理などで戻ってくることがあるわけですが、それを今の知識や技術を使って新品時よりもいい状態にして返すことができるんです。そういうことも大切だと思って取り組んでいますね。

Q2.竹田さんがギター作りにおいて一番こだわっていることとは?


とにかく「手を抜かないこと」ですね。

例えばギターのボディには、パーツを取り付けるためにたくさんのネジ穴をドリルで開けます。その穴をどういう角度で開けるか。音に影響のあるものはもちろん、影響がないかも知れないような穴でも、垂直に開けるべきものは垂直に、角度を付けるものは一番ふさわしい角度で開けること。そしてネジ穴は必ず面取りします。

穴開けの時に出た木くずをそのままにしてパーツを取り付けてしまう某メーカーのような仕事は言語道断ですね。

-細部に魂が宿るみたいなお話で。

その言葉、最近気に入っているんですよね(笑)。

Q3.竹田さんのSonicのギター、ベースから伝えたい想いとは?


ギターを初めて購入する時に、初めてだから安いのでいいやって皆さん思うんですよ。いや、自分だって何か始める時は当然そう思います。

でも最初から弾きやすいギターを弾いていたら上手くなるのも早いのにな、とも思うわけです。まぁ難しいところですけどね。

竹田さんの考えるSonicギターの弾きやすさとは?

まず「ネックが真っ直ぐであること」ですね。

これにももちろんいろいろな考えがあることは承知の上なんですが、そもそも私はギターのネックは真っ直ぐであればあるほど良いと思っています。

基本的に弦高は低い方が押さえやすいわけで、特に初心者にとってはそれが弾きやすいということですよね。ネックが真っ直ぐでないために、弦高を上げないと弾けない、下げられないギターというのはやはり弾きづらいギターになります。

弦高が高いのが好きという人は弦高を上げて弾けばいいわけです。真っ直ぐなネックは弦高を上げても下げても弾きやすいですからね。

あとはフレット周りですね。フレットの両端の仕上げに特に気を遣ってます。フレットの端をできるだけ斜めにしないで、しかも指に引っ掛かる感じがないように仕上げています。1弦、6弦がフレットの端から落ちにくくなるということですね。


ではJAM2でレンタルをしていただいた方に、感じていただきたいSonicギターの魅力は弾きやすさでしょうか?

そうですね。でも弾きやすさに比べると、音の良し悪しって人によって好みが全然違いますよね。なので先ずは弾いていただいて、弾きやすさと同時にサウンドもチェックしてもらいたいです。もちろん自信はありますが、もし改善すべき部分があるならアレンジも可能です。むしろそういうところに応えていきたいという気持ちがありますね。

また、インタビューに同席いただいたマーケティングマネージャーの天野さんより、Sonicのギターについて、以下のコメントをいただいています。

竹田が作るギターの音ってめちゃくちゃ「すっぴん美人」なんですよ。なのでエフェクターとかアンプでの料理の仕方によって、自分好みの子にどうにでも料理できるんですよね。ノイズの少なさ、エフェクトのノリの良さ、プロユースとしてどんな音楽にも対応できるようなギターというのがSonicギターの売りです。

Q4.最後に、竹田さんの愛用機材紹介をお願いします。


私の現在のメインギターは、シェクター製のライトウェイトのハワイアンコアボディに、Sonic製ハカランダ指板のネック、ハーモニックデザインの2ハムバッカー仕様のストラトタイプです。SonicStable Tune Tremoloが載っています。

 

ありがとうございました。

 

 

《撮影・取材協力》

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