黒川さん:
ギターを元々好きで弾いてました。
高校2年生くらいに将来のことを考えた時、ミュージシャンとかになったりするスキルはなかったけど、ただ楽器が好きだったので、作る方に行きたいなと思ったのが始まりなんですよね。
僕は北海道出身なのですが、北海道には作る方の専門学校がなかったので、仕方ないので東京に出てきて、Sonicの竹田さんが先生をやっている国立音楽院に入ったんですよ。なので竹田さんは僕にとっては師匠で恩師ですね。
PCIも竹田さんが立ち上げた人を紹介してくれて、何でもやるなら入っていいよということで、アルバイトから入ったんですよ。最初はコピー取りから、検品、発送、電話番など何でもこなし、気付いたら日本側の代表になっていました。
渡辺さん:
俺はね、1990年代の終わりにプレイヤーを目指して代々木の専門学校でギターを勉強していて、そこから一番近かった新宿のROCKINNに通ってたんですよ。あそこの3階が別格に扱っている商品が個性的で、あとは渋谷のギタステ(注:池部楽器さんのギターズステーション)が好きで通ってたんだよね。
それで学校卒業した後に働こうかなと思った時に、たまたまその新宿ROCKINN3階のフロアのバイト募集があったので、すぐそこで働いていた店員に声をかけて、バイトから入って、ずるずるとそこから20年近く働いたよね。