AddicTone Custom Guitars Interview【Part1】

※訪問時には新型コロナウィルス感染防止の為、細心の注意を払い感染対策を講じた上で撮影・取材を行っております。

先月JAM²上やプレスリリースでも発表いたしましたが、この度AddicTone Custom Guitarsさんと業務提携することとなりました。

そこで改めて、AddicTone代表の渡辺さんと弊社代表石倉がお話する機会があり、様々なインタビューをさせていただきました。
(Xotiqueさんの店長のお名前も「渡辺さん」ということもあり、JAM²は渡辺さんに不思議なご縁を感じます…笑)

AddicTone Custom Guitarsとは?

まず、AddicTone Custom Guitarsについて簡単にご紹介。

2012年にギタリストである渡辺さんが東京渋谷を拠点に立ち上げたカスタムギター、ベースブランドです。

アメリカやカナダ、ヨーロッパから最高グレードの材を直接買い付けており、その材を使用し制作・セットアップを担当するのが、多くのプロミュージシャンの楽器制作に関わってきた元ESP・Killerギターの荒木一三さん。

プロがライブやレコーディング現場でそのまま使用できるレベルに調整を行い、最終的に渡辺さんが全てをチェック・調整しています。このクオリティから、ミュージシャン・エンジニアまで多くのプロから評価されている、話題のブランドです。

渋谷区桜丘町にある事務所

Q1.JAM²に興味を持ったきっかけとは?

楽器のレンタルがあるとTwitter経由で知り、確かフォロワーさんから流れてきた(リツイート)のを見たんじゃないかなと。

これは僕が今まで個人的にプロミュージシャンの方々に貸し出しをする中で、個人の方にも貸し出した事があるんですけど、傷や状態などの問題や、身分証くらいで日数なども曖昧な状態でやりとりもメールのやり取りじゃ無理だと思ったことがあって、(JAM²に)協力してもらえたらウチの広がりが持てるのかなぁと思ってコンタクトしたのが始まりかなと。

AddicToneブランドを中心に、Fenderのモディファイ品も置いているとのこと

―やっぱり色んな方にもAddicToneを弾いて(知って)もらえたらというのがあってですか?

そうですね。

元々ここに来て購入してくれる方やオーダーしてくれる方もそうなんですけど、特に「プロミュージシャンだから」とか「一般の人だから」とか区別していることってなくて。
(補足:ビルダーの荒木さんは誰からのオーダーか知らずに製作しているとのこと)

純粋にプロミュージシャンの方がここに来て、「これいいね」って買ってくれるものがあり、そういったものを一般の方も体験できる(弾ける)ことを多くの人にも知ってもらいたいこともあってですね。

楽器屋さんに置くっていう方法もあるんですけど、楽器屋さんの元で管理するとなると半年後に売れるとか1年後に売れるとか、中には1日で売れちゃうとか皆さんが手にするタイミングが読めなくなってしまうので、どうしても甘めのセットアップをするしかないんですよね。

だから、こういったレンタルで全国誰でもっていう機会がもらえたら、日頃はこちらに置いておいていつでも現場に出せる状態のまま、送り出すことができるというところで「(JAM²を知って)これはもしかしたら」と思ったのが一番強いですね。

Q2.AddicToneをレンタルする際にはどこに注目して弾いてもらいたいですか?

弾きやすさを体験してもらいたいですね。

例えば「ネックが太いから弾きにくい」とか「弦高が高いから弾きにくい」など普段ご自身が使っているものとの違いは抜きにしても、いい状態のギター・きちんとセットアップされたギターは好みなど多少の違いはあるにしても「弾きやすい」と感じると思うんですよね。

あとは例えば、アームって楽器屋さんとかだと付けた状態で置いてあることって少ないじゃないですか。メーカーさんによっては全てのギターがそうではないにしてもアームを使って弾いたときに在庫すべてのものを一本一本管理するのは厳しい都合上、チューニングが狂ってしまうものもあるんですよね。

なので購入したあとに、「チューニング狂うからこうしようかな」とか「一回調整に出しに行こうかな」「ちょっと弦高下げてもらおうかな」とかちょっと弾きにくかったら色々やるじゃないですか。

AddicToneは全て、このまま持っていってそのまますぐに(レコーディングやライブで)使える状態で準備しているので、そういう理由で「これだめじゃん」ってならないようにしてるんですね。

そういう違いがあるので、「弾きやすさ」や「セットアップされた状態」っていうのをまず体感してもらいたいなぁというのはありますね。

きちんと調整されたもののほうが、上達も早くなると思います。

例えばここにあるモディファイしたフェンダーメキシコのストラトも、元は中古のものですけど、フェンダーメキシコというブランドを抜きにして、「いちストラトキャスター」として弾いてみてもらったときに、その弾きやすさを感じてもらいたいですね。

―その弾きやすさを伝える上で、お客さんにこうなってもらいたいというのはありますか?

楽器は「高い」「安い」ではなく、セットアップがすごく重要だと思っていて。

ギターを「作る」ということと「売る」というものの中には設計レベルでの弾きやすさの違いはあるにしても、どんな楽器でも調整をすれば弾きやすくなると思うんですね。

もちろん限界があったりとか、今の状態のまま調整すれば弾きやすくなるわけではなくて、例えば悪い部分があればそこは直したほうがいいとか、弾きにくいっていうのは弦の振動レベルの話だけではなくて、もしかしたら(エレキギターは電気的なものなので)出力のバランスだったりがいいバランスでないと良い音が出力されないので。

バランスが悪くて弾きにくいと感じることもあり、良い音を出そうとすると少し無理をしないといけなかったりなどがあるので、やっぱりセットアップの状態っていうのがすごく重要で、そこを体感してもらいたいというのは一番あるかもしれないですね。

今は製造本数よりもプロミュージシャンの方々や一般の方々のセットアップの本数の方が多いんです。なのでそのセットアップの重要さというのを知ってもらいたいですね。

『良い状態の楽器で、良い楽曲を奏でることで、より音楽が豊かになればいいなと思っています。』

Interview【Part2】に続きます。
次回更新をお楽しみに!

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